関節リウマチの進行度について

関節破壊は4段階のステージに分かれます。

全く骨の変形がない状態です。

ごく初期の関節変形がみられる状態で、骨びらん（骨が少し欠けて見えること）や関節裂隙狭小化（関節の隙間が狭くなってしまうこと）などの所見を認めます。

関節と関節の隙間はほとんどなく、くっつきかけているような所見を認めます。

強直と言って関節の隙間がなく、ほぼ完全に関節がくっついてしまっている所見を認めます。

関節リウマチが進行すると生活にも支障をきたします。生活の機能障害をクラス分けしたのが関節リウマチの機能障害の進行度です。進行度が上がる程、生活に支障をきたす可能性も高くなりますので、早めの診断・治療を行いましょう。

全く生活に支障きたさない状態です。

関節の痛みによって多少生活に支障きたしますが概ね大きな問題はありません。

日常生活の様々な場面で支障をきたすようになってきます。

関節リウマチによって多くの生活が支障されてしまい、ほとんどの方が完全に車椅子や寝たきりの状態となります。