膠原病(リウマチ以外)

膠原病ってなに???

膠原病ってなに??

今回はざっくりと膠原病ってどんな疾患かについて、本当にざっくりと解説いたします。

詳細は各論をご参照ください。

膠原病とは

膠原病とは、ずばり自分の免疫が何らかの原因で自分を攻撃してしまう疾患のことです。

自己免疫性疾患とも言います。

膠原病は、この自己免疫性疾患の中に分類されます。

膠原病の種類

では膠原病にはどのような種類があるでしょう?

代表的なの膠原病は関節リウマチです。

リウマチ以外には、SLE(全身性エリテマトーデス)、MCTD(混合性結合組織病)、強皮症、筋炎、血管炎、シェーグレン症候群などがあります(まだまだたくさんあるけど、代表的なものを挙げてみました)。

詳しくは関節リウマチとはをご覧ください

詳しくは全身性エリテマトーデス・SLEの症状について​をご覧ください​​​​​​

治療

先ほど、自己免疫性疾患は自己の免疫が悪さをする疾患であるといいました。

なので、治療の基本は免疫を抑制します。

メインはステロイドを使用しますが、ステロイドのみで病状が改善しいない場合には免疫抑制薬という薬剤を使用することもあります。

治療の副作用

免疫はもともと、体に入ってきた菌や異物をやっつけるために存在します。

免疫がなければ、体が菌に負けてしまいます。

その免疫を抑制する、抑えてしまうのが治療の根本なので、一番の副作用・合併症はやはり感染症です。

実際、膠原病の活動性が高い方に、非常に強い免疫抑制療法を行うことがあります。

そして、不運にもカビや細菌などの感染によって非常に重篤な感染症を引き起こすこともあります。

ですので、膠原病の治療ををしている方は感染防御を常に意識する必要があります。

具体的には

・人込みには近づかない

・帰宅後は速やかに手洗いうがいをする

・外出時はなるべくマスクをする

などです。

ステロイドについて

ステロイドは膠原病の治療で非常によく使用されます。(詳細は「ステロイドの副作用を正しく理解する」をご参照下さい)

しかし、ステロイドには免疫を抑えるのみではなく、たくさんの副作用があるのです。

糖尿病・脂質代謝異常・消化管潰瘍・白内障・精神症状・骨粗しょう症・・・

数え上げたらきりがありません。

ですので、ステロイドを使用するならば、医師だけでなく患者さんご本人もしっかりとその副作用を理解し、合併症が大事になる前に主治医としっかりと対処することが重要です。

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