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リウマチの最新治療、生物製剤について専門医が解説いたします

生物学的製剤とは

 

生物製剤とは、最先端のバイオテクノロジーを駆使して作られた最新のリウマチ治療薬です。

この生物製剤の登場によりリウマチ治療はまさに一変しました。

かなりの確率でリウマチに対して効果があるといわれています。

リウマチは、この生物製剤により「寛解(しっかりと症状などが落ち着いている状態)を目指せる疾患」から「ドラッグフリー(お薬を使わなくても寛解が得られている状態)を目指せる疾患」になりました。

 

生物学的製剤の種類

生物製剤には大きく分けて3種類あります。
①TNF阻害薬(レミケード、エンブレル、ヒュミラ、シンポニー、シムジア)
②IL-6阻害薬(アクテムラ)
③CTLA4阻害薬(オレンシア)

の3種類になります。

様々なケースでそれらを使い分けながら、リウマチ患者さんの寛解を目指します。

詳しくは「生物学的製剤の使い分け、専門医はこうやって生物製剤を使い分ける」をご参照ください。

 

しかし、生物製剤はメリットばかりではありません。デメリットも存在します。

デメリット①

感染症のリスク

リウマチは自分の免疫が自分の関節を攻撃してしまう疾患です。

つまりリウマチの治療は免疫を抑える治療になります。

特にこの生物製剤はこの免疫を抑える力が強いとされています。

免疫を抑えてしまうと、怖いのは感染症です。

特に重症の肺炎や、ニューモシスチス肺炎は非常に注意すべき感染症です。

 

デメリット②

値段が高い

1か月で3割負担でも3万~数万円かかることもあります。

しかし、高額療養費という制度を利用するとこの生物製剤などにかかり医療費を安く抑えることができます。

詳しくは厚生労働省の「高額療養費制度をご利用される皆様へ」をご覧ください。

 

上記のように生物学的製剤には注意すべきデメリットがあります。
しかし、感染に注意を払う、そして高額療養費制度を利用するなどでうまく生物製剤を使用することができれば、リウマチ治療にとって非常に心強い味方になってくれます。

 

 

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金子 俊之

金子 俊之

医師 医学博士 専門はリウマチ膠原病。 順天堂大学付属病院リウマチ膠原病内科を経て、現在は墨田区でリウマチ専門診療を行っているクリニックの院長。 現在も週1回大学病院でリウマチの専門外来を担当している。

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